今年は暖冬と言われていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
日本では南の方と言われる熊本ですが、暖かい冬と言われつつも朝晩は冬らしく冷え込み、
年末の事務仕事の合間につい色々と思いを巡らせてしまう今日この頃です(^^;)
さて、先日お客さんとの会話の中でヘッドライトについて話題になりましたので、
今回は少しこの内容についておハナシしてみようかと…
1966-7 Porsche 910 #39 (CIBIE)
ヘッドライトは、よくクルマの目なんて称され、
夜間の走行には欠かせない視界の確保にとても大事な部分なのは周知のとおり。
それと同時にヘッドライトはクルマの顔付きを大きく左右する部分。
昔からの馴染みある丸目には愛嬌を感じてしまうのは私だけでしょうか?(^^;)
ここが変わるとグッと顔つきが変化するので
旧い趣味車を好む私達!?には興味の尽きないトコロでもあります 笑
えっ、興味ない?
CIBIE (シビエ)に MARCHAL (マーシャル) や、CALLELO(キャレロ) etc…
(何だか暴〇族的、響きに聞えるのは世代のせい…?)
シールドビーム主流の時代にはハロゲンだと、まぁ威張れたものです (^^;)
話しが脱線しましたが…
LEDやディスチャージが主流の今の世代の人達にすると
一体何のこと?と言われかねませんが、
7インチの丸目2灯式や、
5.75インチの丸目4灯式ヘッドライトが主流であった当時(角目もそうですが)
色々と好みのメーカーの物を取付けて、他車との違いを出して愉しんでいました。
そんな見方でいろんな車のライトを見てみるのも楽しいものデスヨ!
1969 Porsche 917 #917 (Marchal)
Porsche 911やVW type1などのUS仕様
(シールドビームタイプのカット無し=球を外からレンズ覆うタイプ)の
オーナーさんなどはレンズカットに拘りを持たれてる方も多い気がします。
国産旧車や英国車、他の外国車に乗られている方の会話でも
明るさを取るか?
「それだと明るくなるけど、もともとのシールドビーム球の丸みが無くなってしまうし…」
「暗いけど、雰囲気を重視して凹凸レンズ(シールドビーム)にするか?」などや、
将又、「BPF球のクラシカルなカットじゃないとダメ!」
なんて言う猛者など様々な意見がありますネ (^^;)
自動化が進む時代に逆らって!? わざわざアナログな物にお乗りだと思いますので
他人の否定をせずとも、その人なりのルールを持つという事(優先順位)が大切で
細かな所にもこだわりを持ってほしいと思う昨今です。
こう言った古いクルマは趣味の世界でもあるので、
色々な考えやこだわりを持つ事は大事だと思っています。
レンズ面がフラットしかないと思われがちな
ハロゲンタイプでも選択は少ないですが、
新品で手に入る凸レンズ(レンズ面が丸みを帯びている)も
あるので気になっていた方、一度ご相談お待ちしています 笑
1967 Porsche 911R #181
(1969 Tour de France & Tour de Corse winner)
上記は冒頭で登場した写真の車両と同じ
ポルシェのファクトリーレーサーである911R。
(ホモロゲーションモデル)
reg.S-K 2403を持つこの車はラリーカーとして活躍した有名車両なのですが
夜間や山間部などの視界が悪いステージもある、
ラリーという条件下で当車両採用されていたのは
CIBIE社のBi-IODE=通称ダブル反射と呼ばれるものです。
Ford Escortなどのラリーカーにも採用されていましたネ (^^)
通常ハロゲンH4球の所をH1球を「2球」使用して
ハイビーム/ロービームを独立して視界を向上させたモデルです。
当時はあの手この手で工夫して対策されていた事が伺えます。
基本的に常にハイビームで走行する競技用なので
ロービームだけではかなり暗いようですが…(^^;)
(ちなみに一般車も基本はハイビーム、ロービームはすれ違い灯って言うの知ってた!?)
また脱線してしまいました(^^;)
フランスの香り漂うハイビーム側の
イエローバルブも相まって抜群に格好良いデスネ!
まだまだ、他メーカーのモデル等についても語りたい事が
沢山ありますが… それはまたの機会を設けてみたいと思います (^^;)
そんな妄想が尽きない冬の今日この頃です。
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